Director & staff
監督・映画配給責任者
監督 港 健二郎
昭和22年 大牟田市に生まれる
昭和45年 早稲田大学第一文学部卒業
鹿島映画社(現カジマビジョン)を経て、フリーの映像作家。
<主な作品暦>
記録映画「核トマフォーク」日本映画復興会議奨励賞
科学映画「分ける」教育映画祭優秀賞
火曜スペシャル「燃えるマニラの女たち~フィリッピン革命を支えた女性キャスター」(テレビ東京)ギャラクシー賞
NHKハイビジョンソフト「レーチェルの思い出」
音楽ドキュメンタリー「荒木 栄」(音楽センター)
Time21「特別少年院」(日本テレビ)
NHK-BS2「異次元世界へ突入するゲーム」
テレメンタリー「ある女優の挑戦」(テレビ朝日)
産業遺産ビデオ「黒ダイヤとよばれて~三井三池と筑豊」
(劇映画脚本)「よみがえれ歌」第4回城戸賞準入選
「洋子・32歳・夏」第5回城戸賞ベスト4
<ドラマ・劇映画部門>
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『私の職場』(東京電力)
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『おじいちゃんのメモ帖』(福岡市)
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『お父さんの失敗』(東京消防庁)
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『頑張れみどりママ!!』(東京消防庁)
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『見えない敵』(舞台。演出のみ)
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『ひだるか』(映画「ひだるか」製作上映委員会)
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『あした天使になあれ』(「あし天」製作委員会)
<テレビ・ドキュメンタリー部門>
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『ふるさと紀行~品川硝子製作所』(フジテレビ)
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『世界の女性たちは、今』(日本テレビ)
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『そこが知りたい~東京の中華料理店』(TBS)
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『火曜スペシャル「燃えるマニラの女たち~フィリッピン革命を支えた女性キャスター」』
(テレビ東京) ※ギャラクシー奨励賞
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『ザ・ロマン!!島へ~櫂伝間の伝わる島』(東海テレビ)
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『Time21~特別少年院』(日本テレビ)
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『素敵にドキュメント~婦人警官24時』(テレビ朝日)
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『異次元世界へ突入するゲーム』(NHK-BS2)
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『21世紀の社長~「水」に賭ける』(TXテレビ)
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『テレメンタリー~ある女優の挑戦』(テレビ朝日)
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長編ドキュメンタリー映画『花のように あるがままに』
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長編ドキュメンタリー映画『IDOMU』
<PR・広報映画・企業ビデオ分野>
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記録映画『核トマフォーク』※日本映画復興会議奨励賞
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科学映画『分ける』※教育映画祭優秀賞
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産業記録映画『灼熱の砂の大地に』(日本通運)
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広報映画『中学生の眼』(渋谷区)
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人材採用ビデオ『宇ノ気より』(富士通)
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NHKハイビジョン映像『レイチェルの思い出』(北九州市)
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展示映像『横浜火力発電所』(東京電力)
<プロデユース作品>
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糖尿病シーリーズ(全5巻)「産業遺産」シリーズ
<長編劇映画シナリオ>
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『よみがえれ歌』※第4回城戸賞準入選(未映画化)
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『洋子・32歳・夏』※第5回城戸賞ベスト4(未映画化)
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『蒼い目の星座」(初稿執筆・翼プロ)
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『お母ちゃんごめんね』(短編アニメ初稿執筆・翼プロ)
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『蒼白の太陽』(未映画化)
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『あした天使になあれ』)
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『浮かぶ部屋』(製作準備中)
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『ひだるか~甦る日本の熱い日々~』(※全国上映中)
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『大蛇山』(製作準備中)
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『キアロスクーロ』(製作準備中)
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『小白竜』(製作準備中)
<役者活動、出演歴 >
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劇団DAC(埼玉県)の団員として舞台出演多数。
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『よだかの星』『平成版山月記』『あらためて国定忠治』等。
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長編劇映画『チー公大作戦』(オカマの悪徳村長役)
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短編劇映画『穢れ多き、人に非ず』(ラーメン店長役)
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TVドラマ『ギフト』(フジテレビ)『北条時宗』(NHK大河ドラマ)、『利家とまつ』(NHK大河ドラマ)等。
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「ひだるか」の上映によせて・・
1960年の「三井三池争議」は、今なお関係した人々にとって鮮烈な記憶としてその胸に刻まれている。
しかし、あの「熱き日々」から、すでに45年。次代を担う若い世代は、その存在さえ知らなくなっている。だが、果たして、それでいいのだろうか?
三池炭鉱の街に生を受け、私の最も多感な少年時代に目の当たりにした「親たちの世界」の厳しい現実。今思えば、社会というものに目を開かせた『私の学校』でもあったのだ。
私が映画の道を選んだのも、「いつの日か、三池争議を映像化したい」という想いに突き動かされてのとこであった。
「ひだるか」の原型ともいうべきシナリオ『洋子・32歳・夏』を書き上げてから25年の歳月が流れていた。その間、何度か映画化のチャンスはあったが、具体化しなかった。

それが、今回、「ひだるか」として実を結んだのは、まず、高校の同窓生を初めとする多くの方々の支援があったからである。「幸せ者」だと心底思う。と、同時に、今という時代が、背中を押してくれたとも感じている。
「リストラ」ということが当たり前のように語られる現代の風潮に対する奥深い怒りが、人々の底流にあると思えてならないからである。
物語の舞台は、放送のデシタル化にともなうリストラに揺れる福岡のテレビ局。「三井三池争議」は、「石炭から石油へ」という国策の転換のなかで起こった壮大な「反リストラ闘争」でもあった。

ある意味、デシタル化という国策の中で翻弄される映画の主人公・陽子の苦悩は、かつて、三池の地で苦悩した私の父たちの苦悩と通じるものがあるのではないか・・・というのが、今回の映画「ひだるか」の出発点であった。
このテレビ局の花形キャスター・陽子の自立の物語に込められた私の故郷・三池への深い想いが、多くの人々、とりわけ若い世代の人々に届いて欲しいという願いは切なるものがある。
この映画は、前述したように多くの人の支援によって自主製作され、2005年、2月に完成してからは、また、多くの人々の手によって自主上映されようとしている。
故郷三池での先行上映では、5000人余りの方々に見て頂き「感動した!!」という声を数多く寄せて頂いた。 そして、「点から線へ 線から面へ」を合言葉に、全国展開に向けての着実な歩みを続けている。
*「ひだるか」の意味* 九州地方の方言で、三池地区(大牟田・荒尾)では「ひもじくだるい」状態の意味。
スタッフ
企画
山田卓幸 / 大坪和彦 / 吉光清都 / 上杉憲昭 / 平山一幸 / 服部真治
STAFF
エグゼクティブ・プロデューサー 勝 隆俊
チーフ・プロデューサー 天海 翔
プロデューサー 松井 守 / 小池 健三 / 猿渡 広司
音楽 岡本美沙
音楽監修 天海 翔
撮影 馬場 良秀
照明 多田俊一郎
美術 安元 孝憲
録音 右田 守起
ⅤE 安木 茂之
音響効果 宮田 眞司
編集 細田
スプリクター 河島東史子
衣装
スタイリスト 岡嵜 祐子
ヘア・メイク 甲斐 都
スチール 大橋 弘
チーフ助監督 本田 克哉
セカンド助監督 内田 英介
サード助監督 黒田 春樹
フォース助監督 山下 真実
制作進行主任 川上 理
照明助手 長澤 功明
製作助手 西山サンチェ
PCエンジニア 吉村 公信
監督・脚本 港 健二郎
ひだるか制作上映委員会
■所在地:京都 〒616-8033
京都市右京区龍安寺池ノ下町12-32
「ひだるか」製作上映委員会
担当:港 健二郎
TEL 090-9332-6387
■東京 東京都港区南青山5-4-35 南青吉川興産ビル3F
コンシス株式会社 代表取締役 石川幸男
TEL 03-3499-4566 FAX 03-3499-4864
■神奈川 神奈川県横浜市鶴見区本町通4丁目171番17号
株式会社ナップ21 代表取締役 猿渡 広司
TEL 045-501-3012 FAX 045-506-6295
■福岡 福岡県大牟田市明治町1丁目1番地4号
ひだるか映画社 代表 吉光 清都
TEL/FAX 0944-52-0189