映画製作には港監督の母校・三池高や大牟田南高、大牟田北高のOBが賛同。一年前から鑑賞券(千五百円)購入を募る署名活動を展開してきた。目標の三万人にはまだ届かないが製作のめどがついたという。
主人公のテレビ局女性キャスター役に抜てきされた岡本さんの本業はピアニスト。港監督がライブ会場で演奏する岡本さんの存在感に圧倒され、出演を依頼した。テーマ曲も岡本さんが手掛ける。一人芝居で知られる大牟田出身の俳優、中西和久さんも出演する。
撮影は七月二十四日、同市の夏祭り「大蛇山」から開始。福岡市を中心に大牟田の三川鉱跡や宮原坑跡でも撮影する。来年二月にも大牟田で完成試写会を行う予定。港監督は「リストラが続く今、三池は見直されている。争議を『正の遺産』として現代に残す」。岡本さんは「当時の人々の団結の奥深さを人間関係が希薄な今の若者に伝えたい」と語った。
製作委員会は署名協力や一口一万円のカンパを募っている。電話=090(9332)6387。ファクス=075(461)4605。
要望書によると、労災病院で治療している、炭鉱事故による一酸化炭素(CO)中毒患者約三十人について「外の医療機関での対応は非常に困難」とし、「地域の高度専門医療が後退し、多くの職員の雇用もなくなる」と訴えている。
藤田次夫市議会議長も同行。全国の労災病院を運営する労働者健康福祉機構にも要望する。古賀市長は「地域への影響は計り知れず、国の支援を基にした病院存続を求める」と話している。